なぜいびきをかく?
まずはいびきをかく理由について説明していきます。
鼻から喉までの部分を空気が通るときに喉の粘膜が振動することによっていびきをかきます。
寝ているときに喉の筋肉が緩み、喉が狭くなってしまうといびきをかくようになります。
いびきの原因として考えられるもの
いびきの原因として考えられるものは以下のものです。
・鼻づまり
・老化
・外鼻孔狭窄(がいびこうきょうさく)
肥満
肥満はいびきの原因として考えられます。
喉の周りに脂肪がつくことで、喉が狭くなってしまい、それによっていびきをかきやすくなってしまいます。
またいびきだけでなく、肥満はさまざまな悪影響を及ぼすため、愛犬が肥満の場合は食事制限や適度な運動をさせてあげて、肥満を解消しましょう!
鼻づまり
犬も人間と同じように鼻づまりだといびきをかきやすくなってしまいます。
鼻づまりによるいびきの場合はあまり心配する必要はありません。
老化
犬も人間と同じように老化に伴って筋肉が衰えていきます。
そして筋肉が衰えることでいびきをかきやすくなることがあります。
外鼻孔狭窄(がいびこうきょうさく)
生まれつき鼻の穴が小さく、息の通り道が細くなっている状態です。
息の通り道が細くなっているため、取り込む空気の量が減り、いびきをかきやすくなってしまいます。
鼻ぺちゃ(短頭種)の子の多くがこの状態になっています。
いびきがひどい場合はどうすればいい?
では、いびきがひどい場合はどうすれば良いのでしょうか?
簡単にできる対策を紹介します。
・部屋の環境を整える
体勢を変える
犬はうつぶせが一番呼吸が楽な体制です。そのため仰向けや横向きに寝ている場合には、ゆっくりとうつぶせに体勢を変えてあげましょう。
部屋の環境を整える
高温多湿の環境下だと呼吸がしずらくなってしまい、その影響でいびきをかきやすくなってしまいます。
エアコンで室温を管理したり、除湿器を使用したりして、わんちゃんにとって適切な室温湿度を保ちましょう!
病院へ行った方がいい?
下記のような場合は獣医さんに診察してもらうことをお勧めします。
・いつもよりかなりひどいいびきをかく
・苦しそうに呼吸をしている
まとめ
犬がいびきをかくことは特別異常なことではありません。しかし、いきなりいびきをかくようになったり、ひどいいびきの場合は何かの病気の可能性も考えられます。
いびきに関してなにか違和感を感じたら、めんどくさがらずにすぐに獣医師さんに診察してもらいましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでもお役に立てたなら幸いです。